いかにも、共食い。少ない色数と最小限の曲線パターンで共食い世界を描ききった名作は、繁華街のラーメン屋にあった。

 自分の仲間の骨髄から染み出したおいしいスープを破顔一笑で舌なめずり。

 目下の問題は、舌だと思っているものが本当に舌なのかどうか。共食いキャラは低い技量でもって描かれることが多いが、共食いの事実と相まってよく見ると不気味に感じられる。まあ、こんなもの「よく見る」人はそういないわけですが。