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共食いキャラが少ない魚介界。「進化系統的に人間に近いほどキャラ感が増す」という法則があるのだが、そんななかでこれは珍しい事例。ここまで完全にキャラ化している魚は珍しい。

いうまでもなくこれは着込んだ着物によっているわけだが、逆にそうでもしなければ魚というものはなかなかキャラ化しないということを物語ってもいる。いや、べつにそこまでしてキャラ化していただかなくてもいいんだが。イョーッ、じゃねえよ。

しかしよく見れば、にっこり乾杯をする魚に指ついたの手。じっくり見ていると気持ち悪い。右のトリがあくまで羽であるのと好対照だ。というか、その羽でジョッキ持てるんだ。びっくり。

となると、これは二人羽織かもしれない。中に人間が隠れていて、あたかも魚が乾杯をしているかのように見せかけた。着ぶくれた着物にその疑惑がさらに高まる。

そこまでして共食いキャラを成立させたいか、と人間の罪深さに慄然とする作品。というか、魚の後ろで二人羽織って生臭そう。