共食いキャラクター

カテゴリ : ウシ



大晦日である。今年の締めくくりにふさわしい共食いキャラはなにかと考えたのだが、とうぜんそんなものはない。ならばいっそ、およそ大晦日らしからぬものを、と思い選んだのがこれ。沖縄の共食いウシである。

こんがり日焼けして、どうぞどうぞと仲間の肉を食わんとする人間をご案内。何も考えてなさそうな雰囲気がいかにも共食いウシらしい。

ほんとに大晦日らしからぬ内容で満足です。来年もよろしくお願いします。



赤い。革命である。

仲間の肉がたっぷりと入ったカレーをウインクしながら賞味。とびちる汗。掲げたスプーンは光り輝く。文字通りの共食いである。

やはり、ぼくとしてはこれはやらされているのであって、ウシ本人が好きこのんでこんなことをやっているのではないと思う。だって、鼻輪しながらカレー食べるって、難しそうだもん。



食肉専用冷凍車の後ろ手仲間の肉を掲げ、その新鮮さをアピールする共食いウシ。

共食いキャラには蝶ネクタイをするものが多いのだが、どうしてだろう。彼もまたそれらしきものをしている。

いや、これはもしかしたら、ちいさいブロック状になってキャンディ包みされているカツオのおつまみかもしれない。あれ、最近見ないよね。

ともあれ、彼のうすらピンクの地肌はどうだ。というか、下あごがウシ離れしている。よく見たら右手も変。その上に乗ったものも謎。



牛タン料理の看板にいた共食いキャラ。ウシだ、と思って撮影したがずっと見ていると分からなくなってくる。これはほんとうにウシだろうか。ウシであってほしいようなそうでないような。

とくに口元の造形が不思議なことになっている。このお店がタン料理専門だということと考え合わせると、ちょっと不吉な想像をしたくなる口元だ。

共食いキャラ研究をやっていると、とかく不吉なことばかり考えるようになってしまいます。



いかにも共食いウシらしい。ブタなどに比べると、ウシはほんとうに脳天気。仲間の肉を売ることにどうしてそんなに積極的になれるのか、と感心するほどだ。

この彼もなぜかユニフォームを着込んでの共食いプレイ。背番号は1。

忸怩たる思いなどみじんも感じさせない笑顔。共食いウシのマスターピースといえよう。



脳天気で有名な共食いウシ。どいつもこいつも陽気にサムアップなどしがちな彼らだが、このウシは珍しい。人間に不満表明の表情である。

というか、共食いキャラと一緒に人間が登場するケースも珍しい。同胞の肉を食えと勧めさせる側の人間が、共食いキャラと同じ場所にいるというのにはさぞかし勇気がいることだろう。この看板の彼はどうやら酩酊状態のようだが、たしかにしらふじゃやってられないだろう。



クリスマスですね。せめて季節にふさわしい共食いキャラを、と収集したものの中から探したのですが、やっぱりそんなものはありませんでした。すまん。いや、ぼくは誰に対して何を謝っているのか。

さて、これはいかにも共食いウシらしい。ウインクしながら舌なめずり。力強いサムアップもまぶしい。

「三千里」といえば母をたずねるものだが、共食いウシの母の多くは既に…いや、言うまい。

脳天気でならす共食いウシ。良心の呵責の痕跡を探すことも難しい、いっそ清々しい表情だ。

ただ、眉毛の太さが気になる。



クリスマスイブですが、今日もこうやって共食いキャラを鑑賞しています。寂しくなんかありません。

さて、大阪は北新地の焼き肉屋店頭。ただの黒い看板かと思いきや、なんと鋼鉄の共食いウシ。取っ手を鼻輪に見立てるという巧みな演出に感心している場合ではない。

ぼくの見るところ、本来の体は人間に食されてしまい、いまこういう機械の体でよみがえったということなのだと思う。メーテル、またひとつ星が消えたよ。



日本各地には名物の牛肉がある。松阪牛とか三田牛とか。ここ小倉にもそういうブランド牛があると知った。

そして、名物の食材あるところに共食いキャラあり。にらんだとおり、お祭り気分で仲間の肉を買えと勧める脳天気な共食いウシがいた。

たすきを使って万全の浮かれ体勢。打ち鳴らすのは共食い音頭か。



ピクトさん学会のうつみ会長よりいただいたすばらしい共食いウシ。

いや、共食いキャラにすばらしいとかない。

焼き肉屋さんのキャラだということでウシだと判断したが、よくよく見ればほんとうにこれはウシなのか、という疑いが頭をもたげる。

耳はどうなっているのだ。いや、だいたい顔の輪郭が変だ。鼻も妙だし、舌もどこから出ているのか定かではない。箸を握る手もなんだか。というか、これは本当に箸か、手か。

なにもかもが不穏な雰囲気を漂わせる共食いウシ。長らく共食いキャラという仕事に就き、仲間の肉を食えと誘うということをやっていると、そのストレスがこういう形で表れるのだと思う。かわいそうでならない。

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