共食いキャラクター

タグ: コンビネーション

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各種共食い種族が集まった、いわゆる「コンビネーションプレイ」である。見事だ。

いや、これを見事と言ってはいけないか。上に積み重なっていく「ブレーメン系」は肉屋によくみられるコンビネーションの王道ではあるが、悲しみを誘うのは右下のヒヨコだ。

子世代に共食いキャラをやらせるのはまずい。それだけはやめてほしい。親鳥はにっこり笑っている場合ではない。わかってんのか。

ウシのやや怪訝そうな表情が印象的である。



墨痕鮮やか、力強く「牛豚鳥」と書かれながらも、キャラとして登場するのはやっぱりこのお二方。両者の共食いキャラ界における権勢ぶりを見せつけられたかっこうだ。

しかし両者のスタンスは対照的。ウシさんのこのきりりとした表情に比べ、ブタさんには憂いが感じられる。というか、ブタにこんな眉毛あったっけ。



牛若丸と弁慶に扮して向かうは壇ノ浦ではなく、食肉市場まつり。

自らの種名をのぼりとして背負う牛さんの瞳はあくまで純粋。祭でなにが待ち受けているのかちゃんと分かっているのだろうか。

一方後ろからややいぶかしげな表情でついてくるのはぶたさん。気がついたか。鎧に身を固め手には日本刀で防備は万全だが、会場で彼を待ち受けるのは「買う」「食べる」「楽しむ」の3拍子そろった食肉まつりだ。自刃した義経の最期と食肉祭に待ち受ける運命が重なる。



ご存じ「ブレーメン系」コンビネーション共食いキャラである。ウシ、ブタ、トリを並べるとき、人は縦に積み重ねたくなるものらしい。たまにはトリが下とか見てみたい。

この共食いキャラトロイカ体制で注目すべきは、ウシの脳天気ぶりに対し、ブタとトリがびっくり顔である点だろう。仲間の肉を食えと勧めさせられるだけでもつらいのに、なんでこんな組み体操みたいなことまでしなきゃならないのか。そりゃあ面食らうだろう。

あるいはあれか、高いところ苦手か。



これをみつけたときはほんとうにびっくりした。4種の代表的共食いキャラがそろい踏みである点もびっくりポイントではあるが、そのなかでも特にブタさんをフィーチャーした点に「共食いキャラをよくわかってる」と感心した。

いや、そこは感心するポイントじゃないか。

満面の笑みでマントを翻すブタさんの危機感の薄さに「しっかりしろ」といいたくなったが、もしかしてこれは昇天後の姿か。

そう思ってみると見送るものたちが戦場の勇者たちに見えてきた。「ヴァルハラであおうぜ!」ってな感じか。ほんとか。



肉屋さんのショーケース上にもよく共食いキャラがいる。お見逃しなきよう。

これはなんと自らの肉名(英名)にトランスフォームした共食いトリオ。これを共食いキャラと呼ぶかどうかは共食いキャラ鑑賞界でも意見が分かれるところだが、トリさんの例によって調子に乗っているさまや、ブタさんの哀愁漂う雰囲気がじゅうぶん共食いキャラ感を醸し出しているとぼくは判断した。

表情もないのにこのブタさんのかわいそう感はどうだ。さすがキング・オブ・共食いキャラである。



肉屋の共食いキャラに多く見られるウシ、ブタ、トリ、のトロイカ体制、いわゆる「ブレーメン系」である。

この音楽隊はピクトさん学会の内海さんよりいただいたもの。シルエットであるという点がまだしも救い。

共食いキャラにおいてまでピクト風のものを持ってくるとはさすが内海会長である。



一昔前のサンリオキャラにでてきそうなおどけたウシさんが印象的な肉屋店頭の共食いキャラトリオ。

ブタさんの平常心っぷりに比べるとウシさんの態度が際だつ。そしてトリさん。きみのそのメイクはあれか、ジーン・シモンズか。



焼き肉屋店頭で、ウシさんとブタさんが並んでサムアップ、したなめずり。しっかりしろ。良心はどこへおいてきた。

コック帽にエプロンから見るに、舌なめずりにとどまらずどうやら積極的に調理も行う身分らしい。良心はどこへおいてきた。

しかもこのふたり、焼き肉の本場韓国でも多く見かけた方々。どうやら海を越えて活躍する共食いキャラ斡旋組合かなにかが存在するらしい。世も末だ。



肉屋に仲間の肉を買いにきたウシ、トリ、ブタのご一行。あら奥さん、とばかりに世間話に花が咲く。

ぼくとしてはこれは中に人間が入った着ぐるみだと思いたい。あんまりだ。

とくにトリの首のなさを見るに着ぐるみっぽい。そうかそうか。それなら安心だ。

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