共食いキャラクター

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各種共食い種族が集まった、いわゆる「コンビネーションプレイ」である。見事だ。

いや、これを見事と言ってはいけないか。上に積み重なっていく「ブレーメン系」は肉屋によくみられるコンビネーションの王道ではあるが、悲しみを誘うのは右下のヒヨコだ。

子世代に共食いキャラをやらせるのはまずい。それだけはやめてほしい。親鳥はにっこり笑っている場合ではない。わかってんのか。

ウシのやや怪訝そうな表情が印象的である。

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共食いキャラが少ない魚介界。「進化系統的に人間に近いほどキャラ感が増す」という法則があるのだが、そんななかでこれは珍しい事例。ここまで完全にキャラ化している魚は珍しい。

いうまでもなくこれは着込んだ着物によっているわけだが、逆にそうでもしなければ魚というものはなかなかキャラ化しないということを物語ってもいる。いや、べつにそこまでしてキャラ化していただかなくてもいいんだが。イョーッ、じゃねえよ。

しかしよく見れば、にっこり乾杯をする魚に指ついたの手。じっくり見ていると気持ち悪い。右のトリがあくまで羽であるのと好対照だ。というか、その羽でジョッキ持てるんだ。びっくり。

となると、これは二人羽織かもしれない。中に人間が隠れていて、あたかも魚が乾杯をしているかのように見せかけた。着ぶくれた着物にその疑惑がさらに高まる。

そこまでして共食いキャラを成立させたいか、と人間の罪深さに慄然とする作品。というか、魚の後ろで二人羽織って生臭そう。



ご存じ「ブレーメン系」コンビネーション共食いキャラである。ウシ、ブタ、トリを並べるとき、人は縦に積み重ねたくなるものらしい。たまにはトリが下とか見てみたい。

この共食いキャラトロイカ体制で注目すべきは、ウシの脳天気ぶりに対し、ブタとトリがびっくり顔である点だろう。仲間の肉を食えと勧めさせられるだけでもつらいのに、なんでこんな組み体操みたいなことまでしなきゃならないのか。そりゃあ面食らうだろう。

あるいはあれか、高いところ苦手か。



これをみつけたときはほんとうにびっくりした。4種の代表的共食いキャラがそろい踏みである点もびっくりポイントではあるが、そのなかでも特にブタさんをフィーチャーした点に「共食いキャラをよくわかってる」と感心した。

いや、そこは感心するポイントじゃないか。

満面の笑みでマントを翻すブタさんの危機感の薄さに「しっかりしろ」といいたくなったが、もしかしてこれは昇天後の姿か。

そう思ってみると見送るものたちが戦場の勇者たちに見えてきた。「ヴァルハラであおうぜ!」ってな感じか。ほんとか。



肉屋さんのショーケース上にもよく共食いキャラがいる。お見逃しなきよう。

これはなんと自らの肉名(英名)にトランスフォームした共食いトリオ。これを共食いキャラと呼ぶかどうかは共食いキャラ鑑賞界でも意見が分かれるところだが、トリさんの例によって調子に乗っているさまや、ブタさんの哀愁漂う雰囲気がじゅうぶん共食いキャラ感を醸し出しているとぼくは判断した。

表情もないのにこのブタさんのかわいそう感はどうだ。さすがキング・オブ・共食いキャラである。



肉屋の共食いキャラに多く見られるウシ、ブタ、トリ、のトロイカ体制、いわゆる「ブレーメン系」である。

この音楽隊はピクトさん学会の内海さんよりいただいたもの。シルエットであるという点がまだしも救い。

共食いキャラにおいてまでピクト風のものを持ってくるとはさすが内海会長である。



一昔前のサンリオキャラにでてきそうなおどけたウシさんが印象的な肉屋店頭の共食いキャラトリオ。

ブタさんの平常心っぷりに比べるとウシさんの態度が際だつ。そしてトリさん。きみのそのメイクはあれか、ジーン・シモンズか。



肉屋に仲間の肉を買いにきたウシ、トリ、ブタのご一行。あら奥さん、とばかりに世間話に花が咲く。

ぼくとしてはこれは中に人間が入った着ぐるみだと思いたい。あんまりだ。

とくにトリの首のなさを見るに着ぐるみっぽい。そうかそうか。それなら安心だ。



裁判所前で報道陣に向かって「勝訴」の文字を掲げる。そんな光景を彷彿とさせる堂々とした佇まい。

しかし、きみ、その「合格」の意味を分かっているのか。分かってないよね、たぶん。

トリの識字率の低さを憂う共食いキャラ研究家である。



北京ダックを売り込むトリ。そう、これが正しい姿だ。

しかし、正しさはときに人を不幸にする。いや、人じゃないけどな、彼は。

脳天気に浮かれて集客する共食いキャラには苦々しい思いをしつつ、だからといってこう正攻法に出られても困る。

せめてこの姿が演技であることを祈る。でもなあ、羽根むしられちゃってるしなあ。あ、特殊メイクかもしれないよねー。

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