共食いキャラクター

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「心頭滅却すれば火もまた涼し」と言いたげな表情。悟りの境地共食い。

焼き鳥の串を片手に持ち、瞑目して共食いに挑むのはニワトリ共食いキャラ。「タブラ・ラサ」とはこういうことか。

よく見ると串を持つ手が、本来羽根のはずがちゃんと五本指。仲間を食うために進化したか。そんな進化はいやだ。



田岡さまより投稿いただいたもの。ありがとうございます。

このトリを見て、不覚にも初めて気がついたのは、よく見かけるトリキャラ、あの白いニワトリはほんとうに食用だっけ?ということだ。

調べたところ、あの白いのは「白色レグホン」という種で、タマゴを採るためのものだった!つまり彼らが焼鳥屋店頭で集客したところでそれは「共食い」ではないのだ!

いや、そんなことないか。

一方、食肉用のニワトリの代表が、この舌なめずりしてるトリさん。「ロードアイランドレッド」だ。

彼こそ、真の共食いトリだったのだ。目を覚ませ。


 
こちらも投稿いただいたもの。久保田さん、ありがとう。

一心不乱に豚骨ラーメンをすするブタさん。
でも、その表情はどこか苦しげ。「すまん。仲間たちよ。ワシにはこうしすることしか生きていく道がないんやどうか堪忍してくれや」

という胸の内の慟哭が聞こえます。涙なくして語れません。

とコメントいただきました。清澄白河にいたらしいですが、どうして微妙に関西弁。

たしかにシチュエーションからは喜びの表情に見えるものの、じっくり見ていると苦悩の表れにも。「とろける おいしさ!」って背後から当てレコされてるし。やはりほんとうはつらいのだ。

いや、もっとじっくり見てたら「もう食べられないよ〜」にも見えてきた。


 
 Nakamuraさんよりいただいた、心の状態が危惧される共食いブタ。しばらく仕事を忘れゆっくりと休息をとることをお勧めする。

 やはり、仲間を食えとアピールすることはかなりのストレスなのだろう。なんだか気の毒になってきた。顔色もおかしいし。

 ただ、いくらおかしくなったとはいえ耳の色やその蝶ネクタイはどうなんだ、と言いたくなる。

 いったいこれで食欲が増すのかどうか。作者の心の状態も気になる作品である。


 
 ラーメンを料理するのも食すのも、ぶた。とんこつベースにチャーシューをトッピング。そのおいしさにみんなに笑顔がこぼれる。その数あわせて11匹。これまでにない規模で迫り来る共食いキャラの物量作戦だ。

 この看板には店の名前もなにもなく、純粋に共食いだけを訴求した作品となっている。見つけたのは、北海道は旭川の繁華街。北の大地ならではの大らかな共食いキャラ作品といえるだろう。

 


 
 いかにも、共食い。少ない色数と最小限の曲線パターンで共食い世界を描ききった名作は、繁華街のラーメン屋にあった。

 自分の仲間の骨髄から染み出したおいしいスープを破顔一笑で舌なめずり。

 目下の問題は、舌だと思っているものが本当に舌なのかどうか。共食いキャラは低い技量でもって描かれることが多いが、共食いの事実と相まってよく見ると不気味に感じられる。まあ、こんなもの「よく見る」人はそういないわけですが。


 
 韓国料理屋さんにブタの共食いキャラクターはつきものである。その出現率の高さはタコ焼き屋といい勝負だ。さすが日本と並ぶキャラクター大国である。
 
 さて、この共食いキャラ、耳の色、鼻と目のデフォルメ、ボディの略され具合といい、かなりの手練れによるものと見た。が、ちょっと怖い。客引きというより、なんかすごんでいるように見える。やはり、ほんとうは仲間を食って欲しくないのか。店頭に置けるささやかな抵抗か。おまえ、いいやつだな。
 
 とおもいきや、その口元に。それは、なに。

 デフォルメが過ぎた舌の表現と思いたい。仲間を食したあとの血の滴りではないだろうな。


 
 その確固たるブランド力を誇る鹿児島の黒豚。しかも天然温泉水育ち。って、それが何なのかはまったく知りませんが。
 
 その優秀な仲間を食えと勧めるのが、このブタさんだ。あろうことか、ウインクで舌なめずり。とても育ちがよいとは思えないアクションだが、これもやらされているのだろう。哀れなり、黒豚共食いキャラ。
 
 というか、その舌はどこから生えているのか。おまえ、ほんとにブタか!?

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